『カブトムシ 山に帰る』山口 進 著

2014年夏休み読書感想文で読んで、育つ環境とカブトムシの大きさの関係について 昆虫カメラマンからの視点で書かれた興味深い文章でした

他の昆虫を大きく育てるヒントになるかも知れません

2014年から豆カブトムシ、大型カブトムシの作出を目指し実際に実験・検証します

カブトムシの入手

夏休みのキャンプで何時も出会うカブトムシ

今年は時期が早かった事、気温が少し低かった事から苦戦

♀はどうにか採集できましたが、♂はコンビニの店員さんからプレゼント♪

kokoの枕元にそっと置いておきました

産卵セット

赤くて大きな♂と赤い♀をペアリング

産卵セットは余ったホダマットを使用

♀が居なくなった♂はとても寂しそうでしたが10月まで沢山ゼリーを食べてました

幼虫取りだし

9月の終わり、ケースの底に幼虫が5~6頭見えていたので、幼虫を取り出し、

全部で30頭。お母さんお疲れさまでした。5頭ずつケースに分けていよいよ実験開始です。

方法

雑木林は炭を作るため、人間が手を加えて作ったそうです。腐葉土はその副産物でした。

また、椎茸を作ったホダ木もそんな里山で沢山使われていました。


①クワガタを育てた菌糸のカス

(ホダ木の近くは栄養満点と考えたから)


②未発効マット

(山の上のくち木が少ないと考えたから)


飼育温度はクワガタの隅にそっと置いて育てます

マットの交換
マットの交換

3ヵ月経ってカブトムシのフンだらけになりました。フンをふるいで取って、菌糸カス・未発効マットをそれぞれに追加しました


1回目の交換(菌糸カス組)

カブトムシ幼虫①
カブトムシ幼虫①

♂は30グラム、♀は15グラム位でオオクワガタと同じ位でした

カブトムシの幼虫は毛が沢山あって、頭が赤黒かった

1回目の交換(未発効マット組)

カブトムシ幼虫②
カブトムシ幼虫②

♂は27グラム、♀は13グラム位 一回り小さい感じでした

菌糸カスよりも幼虫の色が白く、頭も少し小さい様です


マット追加

1回目交換後は、マットが減ると上に追加しました

1月、3月の2回追加

 


蛹化 3/18

中温度帯の飼育部屋22℃管理

菌糸カス組が1頭蛹になっていました

触らないで観察していきます


羽化 4/15

菌糸カス組の♀がたくさん羽化してきました

マットはまだ出てきていません